
まずはじめに
この記事は就職活動に臨もうとしている、または臨む予定の高校生の皆さん向けに書いています。
皆さんと一緒に働きたいと思っている企業からは、求人票が出されています。
求人票を「文字ばかりで読む気がしない」と敬遠するのではなく、しっかりとチェックするべきポイントを理解し、
その会社で働く自分をイメージしてみましょう。

1.雇用形態

まず雇用形態を確認しましょう。
この欄には下記のうち、いずれかが書かれています。
「正社員」→ 直接雇用で、雇用期間の定めがなく、フルタイムのもの。
「正社員以外」 → 臨時社員、契約社員、嘱託社員等正社員以外のもの。
「有期雇用派遣」
「無期雇用派遣」
どの働き方もメリットとデメリットがありますが、可能な限り正社員を選んだ方が良いでしょう。
正社員には以下のような多くのメリットがあります。
★昇給・昇格が望める
★賞与や退職金が支払われることが多く、得られる賃金が多い
★正社員として福利厚生を受けられる
★転職をする際に職歴として見てもらえ、有利に働くことが多い
2.職種、仕事の内容

入社後、どんな仕事をするかが書かれています。
例えば同じ「営業」でも、何を売るのか、誰に売るのかなど、いろいろな条件がありますのでよく確認しましょう。
「自分はこの仕事しかしたくない」と始めから決めつけるのではなく、いろいろな仕事を見てみることで思いもよらない仕事に出会えることもありますよ。
3.就業場所

入社後、どこで働くかが書かれています。
その会社の所在地と実際に働く場所が異なることもありますので注意しましょう。
また、将来的な転勤などの可能性についても書かれている場合もありますので、
「転勤は出来ない」という場合には面接のときなどにしっかりと伝えておきましょう。
4.就業時間、時間外

朝何時から夜何時まで働くのかが書かれています。
難しい言葉や複雑な制度もありますので、分からない場合は進路指導の先生に確認し、
面接の際などにはその企業の方にも聞いてみましょう。
上記の就業時間以外に働く時間を「時間外」と呼びます。
早出出勤や残業のことですね。
企業によっては時期により残業時間に大きな差がある場合もありますので、面接などで確認するといいでしょう。
5.賃金等、賃金形態等、通勤手当、手当、賞与・昇給

皆さんが一生懸命働いた結果得られるお給料のことです。
月給、日給、時給など、支払われ方にいくつか種類があります。
「通勤手当」といって、職場まで通勤する際にかかる費用を会社が負担してくれる場合もあります。
上限や支給対象など、制限があることもあるのでこちらも面接などで確認しましょう。
その他の「手当」には固定残業代、営業手当、職務手当などいろいろな種類があります。
とても大切な部分なので少しでも分からない点があれば学校の先生に確認しましょう。
「賞与」とはボーナスのことです。基本的には前の年の実績の金額が記載されています。
「昇給」には採用後の最初の1年間で昇給する回数と金額が記載されています。
その会社の業績や景気などによって変わることがあります。
賃金、手当の合計が一般的に「給料」と呼ばれるものですが、
ここから税金や社会保険料等がマイナスされますので手元に残るお金はもう少し少なくなります。
6.休日等

働き始めたあとのお休みについて記載されています。
肉体的、精神的なリフレッシュのためにも休日は大切です。
こちらも非常に大切な項目ですので、学校の先生などに確認しましょう。
分かりにくいものとして、「週休二日制」と「完全週休二日制」があります。
同じように見えますが、実はこの二つは意味が違います。
「完全週休二日制」は1年間ずっと毎週必ず2日の休みがあります。
一方で「週休2日制」は月に1回以上は週に2日の休みがありますが、他の週は1日以上の休みがあることを指します。
週休2日制は毎週2日休みであるわけではありません。例えばある月の1週目は2日間休み、2週目~4週目までは週に1日休みという場合もあります。
また、どちらのパターンでも、土日が休みとは限りません。
業種によっても変わりますのでしっかり確認しましょう。
7.働きたい会社を自分で見つけられるようになろう

就職活動を始めると、先生、両親、友達など、いろいろな人が様々なアドバイスをしてくれますが、
自分が「これだけは絶対に譲れない」というポイントしっかり決めて会社探しをしましょう。
そのためにも求人票の各項目の意味を理解しておきたいですね。
求人票に書かれていることだけでなく、一緒に働く先輩社員や代表の方の想い、会社の雰囲気なども会社選びには大切な要素になります。
その企業のHPを確認したり、企業説明会に参加したりなど、自分で情報を積極的に入手しましょう。
働いていて楽しいと思える企業に出会えるといいですね。